2022/05/09

フードロス問題とまっすぐ向き合った先に生まれたOisixのアップサイクル商品「ここも食べられるチップス」

kuriko
フードロス問題とまっすぐ向き合った先に生まれたOisixのアップサイクル商品「ここも食べられるチップス」

オイシックス・ラ・大地は「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」など、安心・安全に配慮した農産物・ミールキットなどの定期宅配サービスを展開しています。
中でもOisixから生まれた「Upcycle by Oisix」は、フードロス削減に向き合うブランド。廃棄されていたものに付加価値を付けて新しい商品として生まれ変わらせる「アップサイクル」がコンセプトです。商品として完成されたパッケージを届けることだけでなく、食材の現状を多くの人に知ってもらうこと、そこから新たな価値を生み出してお客様に届ける取り組みを行っています。その「Upcycle by Oisix」から生まれた地球にやさしい「ここも食べられるチップス」が今、大変注目されています。

捨てられていた野菜くずに着目

食品の加工工場で出た野菜の廃棄部分を加工して、野菜チップスにした本商品。現在「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」「ここも食べられるチップス だいこんの皮」「ここも食べられるチップス なすのヘタ」が発売されています。

いずれも製品に加工する過程で捨てられていた「野菜くず」が活用されています。ブロッコリーの茎は月間最大1.5トン、だいこんの皮は月間最大で4トン、なすのヘタは年間約1.4トンが未活用の状態で廃棄されていました。そこに目をつけたOisixが、アップサイクル商品として開発したのがこれらの野菜チップスです。

そのままでも、料理に使ってもおいしく食べられるクオリティ

話題になっている理由は「アップサイクルをしている」というユニーク性や話題性だけが理由ではありません。おいしく食べるため、色々な料理に活用するための工夫がされていて、商品としてのクオリティが高いからこその人気だと言えるでしょう。
例えば「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」、「ここも食べられるチップス だいこんの皮」は、下処理後にココナッツオイルで低温フライしてあり、カリッとした食感を楽しめます。そのままおやつとして食べられるように甘みを付けてありますが、てんさい糖を使用しているのでしつこくなく、サラダなどのトッピングにもおすすめです。
この野菜チップスシリーズをアレンジしたチョコクランチなども、2022年のバレンタイン商品としてリリースされています。

Oisixからはそのほかにも、有機バナナの皮を使ったジャムや、梅酒を漬けるときに使った梅を再利用したドライフルーツなど、食品ロス問題から生まれたアップサイクル商品が誕生しています。

規格外の食材を調理済みのミールキットにしたり、ふぞろいの食品を加工した商品だけを扱うブランドを持っていたりと、Oisixはフードロス問題の解決につながるような商品やサービスを多く展開しています。今後もどんな商品が生まれてくるのか、注目していきたいですね。

商品入手先

Oisixのアップサイクル商品はOisixオンラインショップまたはCHOOSEBASE SHIBUYAオンラインショップで購入ができます。

・Oisix オンラインショップ(会員のみ)
 https://upcyclebyoisix.jp/

・CHOOSEBASE SHIBUYA
 https://choosebase.jp/collections/upcyclebyoisix

kuriko
フリー歴10年、東北在住の主婦ママ ライター。年齢と共に体系も健康診断の結果も気になる今日この頃…最近では時間に余裕のある週末だけゆるやかにプラントベースフードにチャレンジ中。大豆ミートの美味しいアレンジ方法を模索するのが楽しいです♪

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