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那須の人気スイーツ「バターのいとこ」がみんなを幸せにする理由【前編】 ～酪農王国の未利用食に新たな価値を～

那須の話題スポット「GOOD NEWS」に行ってみた！ 人気の「バターのいとこ」カフェもご紹介【編集部レポート】

―weeeat!編集部

続いて「福祉分野」の取り組みについてお伺いします。先ほど1分単位でのタイムカード制度を導入されているとご紹介いただきましたが、障がいのある方や子育て中の主婦など、いろんな方が平等に働きやすいユニークな制度だと思いました。

―上田さん

ありがとうございます。お菓子づくりには、生地を作ったり、焼いたり、サンドして形成したりと、どうしても手作業が発生します。そういった部分を切り取って、病気や障がいなどで一般就労が難しい人にお願いすることで、精神的負担を抑えながら継続的に働けるよう配慮しています。

また、子どもの急な体調不良や長期休みなどで、長時間働けないという主婦の方は多いと思いますが、時間に制約がある方でも安心して働けるようになりました。

―weeeat!編集部

ありがとうございます。「森との共生」をキーワードにした持続可能なまち「GOOD NEWS」についても、詳しくご紹介いただけますか？

―上田さん

はい。「GOOD NEWS」は、自然豊かな環境を生かした新しいまちで、東京ドーム約1個分の広大な土地の中に、「バターのいとこ」のカフェや、お菓子の製造⼯場、環境に配慮した事業に取り組むコーヒーロースタリーやアウトドアショップなどが立ち並ぶ複合施設です。

―weeeat!編集部

先ほど、施設内を散歩していたらコンポストを見かけました。サステナブルな取り組みもされていますよね。

―上田さん

はい。各店舗と協力し、施設全体でゴミを0にする“ゼロ・ウェイスト”に挑戦しています。

さらに、自然と親しむきっかけとなる場所を目指し、森での食事を楽しむ時間や、森の資材を生かしたワークショップなどさまざまな体験を提案しています。

―weeeat!編集部

最近、「バターのいとこ」や「GOOD NEWS TOKYO」のショップを都内で見かける機会も増えました！

―上田さん

ありがとうございます。那須から生まれた幸せの循環を日本各地、世界へと拡張するために、東京都心・副都心をはじめ、羽田空港、新千歳空港にも常設店を構えています。各地で出店することで地域の雇用を創出することができますし、地域に特化した商品開発を行うことで地域の生産者の方を応援することもできます。

今後も、多くの方に出会えるようにご縁のある場所に出店し、私たちの取り組みをより多くの方に知っていただきながら、私たちが生み出す幸せの循環を広げていきたいです。

―weeeat!編集部

最後に今後の展望についてお聞かせください。

―上田さん

はい。これまで栃木県・那須町に拠点を置き、農業・福祉・観光をつなぐ持続可能なまちづくりを手がけてきました。商品開発や施設開発で培ったノウハウを活かし、仕組みづくりの更なる展開に向けて、札幌の隣町である北海道・北広島でのプロジェクトをスタートさせました。

農業・福祉・観光を複合したサステナブルな施設を目指し、温泉やサウナ、宿泊、飲食、物販、菓子製造で織りなす複合施設を立ち上げる予定です。北海道の地に根ざした施設で、地域の生産者さんが抱える課題に向き合い、その困りごとを解決できる商品づくりを通じて、これからも持続可能なまちづくりに取り組んでいきます。

―weeeat!編集部

温泉やサウナまで！？ 今からオープンが待ち遠しいです！
今日は貴重なお話をありがとうございました。

店舗名　株式会社GOOD NEWS
住所　〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙24-1（持続可能なまち「GOOD NEWS」）
営業時間　9:00 ~ 17:00（第2木曜日定休）

「GOOD NEWSの商品は店舗または公式通販サイトにて購入できます。
公式通販サイト：https://goodnews-shop.com
Instagram：https://www.instagram.com/goodnews_nasu/

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