2025/06/26

料理初心者でも簡単に「ナン」が作れた!フライパンで作るレシピ&人気のチーズナンなどアレンジレシピもご紹介

weeeat!編集部
料理初心者でも簡単に「ナン」が作れた!フライパンで作るレシピ&人気のチーズナンなどアレンジレシピもご紹介

こんにちは! weeeat!編集部の加藤です。突然ですが皆さん「ナン」はお好きですか?
インドカレーのお供、ほんのり甘くて香ばしい「ナン」。最近ではインド料理店に行かなくても、スーパーでチルドナンや手作りナンミックスが買えるから便利ですよね。でも、ちょっと添加物が気になる人もいるのでは……?(私です!)
そこで! 簡単に作れるナンの作り方をレシピ開発担当の山崎さんに教えてもらうことに♪ 実は生まれて初めてナンを作ってみた私……感動のあまり、レポートせずにはいられませんでした! 今回は、料理初心者さんでも楽しめる、手が汚れない簡単ナンレシピと、チーズがとろ~り、チョコがとろ~り……夢が広がるアレンジナンレシピもご紹介しちゃいます! お楽しみに!

とあるレシピ会議にて

夏が近づき、カレーの話で盛り上がっている最中、先日レシピ会議でこんな会話がありました。 

加藤「インドカレーといえば、ナン♡焼きたての熱々のナン、あぁ今すぐ食べたい……じゅるり。」

山崎「それならフライパンで簡単に作れるよ! 一緒に作ってみない? せっかくだから、チーズナンとかアレンジナンも作っちゃおう! 」

加藤「え、ナンって誰でも作れるんですか? チーズナン大好きなので、ぜひぜひ教えてください~!」

……というわけで、料理初心者の私が人生初の「ナン作り」に挑戦することになりました!

そもそも"ナン"って"ナン"なん?

ナン、ナン、ナン……って、急にナンだらけになっちゃいました(笑)。

そもそもインド料理の定番ナンとは、小麦粉を主原料とした、発酵させて作る平たいパンの一種です。特にインド料理、中央アジア、南アジアの料理でよく食されています。タンドール窯で焼き上げるのが本式。

インド人はそんなに"ナン"を食べない!?

インドの人って毎日主食としてナンを食べるかというと、実はそうでもないんです。どちらかというと、レストランや屋台で食べるもの。

なぜなら、タンドール窯っていう特別な窯で焼くので、家庭で作るのはちょっと大変だから。インドの人にとってナンは、"毎日食べるもの"というよりは、"特別な日に食べる美味しいもの"って感じなんです。

インドの主食は地域によって本当にさまざま。例えるなら、日本でもお米が主食の地域もあれば、うどんやそばをよく食べる地域もあるような感じ。一般的にはチャパティ、ロティ、ドーサ、イドゥリなど、小麦粉、米粉、豆類を使ったものが多く、これらは家庭で日常的に作られて食べられています。日本でいう白いご飯的なポジションなんです。

ナンはタンドール窯っていう特別な窯で焼くので、家庭で作るのはちょっと大変。インド人だって家に窯、置いてない人が多いんです。だから、インドの人にとってナンは、"毎日食べるもの"というよりは、"特別な日に食べる美味しいもの"って感じなんです。

え、ビニール袋で!?フライパンで!?

料理初心者の私が一からちゃんと作ると、ハードルが高いし、あの独特の形も難しそう…。ということで、今回はレシピ開発担当の山崎さんから、初心者でも簡単に出来る「フライパンで作るナンレシピ」を教わりながら作ってみることにしました! 

これなら、特別な道具は一切不要! ご家庭にあるフライパンで驚くほど簡単に、焼けちゃうんです! 生地はボウルを使わずビニール袋を使用してより簡単に。え、ビニール袋?! ホントに?! と、疑い半分、ワクワク半分で挑戦してみることに。

簡単すぎて笑っちゃうくらい、あっという間にモチモチふわふわのナンが完成しちゃいますよ。

フライパンでかんたん!もちもち手作りナン

ではでは、私の感動体験を皆さんにもおすそ分け! 材料はスーパーで簡単に手に入るものばかり。準備も楽チンです♪

材料:ナン2~3枚分

A
  強力粉:100g
  薄力粉:100g
  てんさい糖:大さじ2
  塩:小さじ​
  べーキングパウダー:小さじ2 (8g)

B
  豆乳ヨーグルト:100g(プレーンヨーグルトでも可)
  湯:50g
  米油:大さじ1

アレンジナンの具の材料

チーズナン: チーズ(シュレッドタイプ)
チョコレートナン: チョコレート
ガーリックナン: ニンニク、米油
ゴマ&スパイスナン: いりゴマ()、ホールスパイス(キャラウェイなど)

作り方

①Aをビニール袋に入れて袋の中でよく振る

A(強力粉・薄力粉・てんさい糖・塩・べーキングパウダー)が飛び散らないように、口をしっかりねじってフリフリ……楽しい!!

②Bを合わせる

B(ヨーグルト・湯・米油)を器の中でまぜませ……

③袋の中に加える

こぼさないようにそっと注ぎます。

④ビニール袋の中でよくこねる

もちもちの生地が気持ちいい~♡粉気がなくなればOKです。

⑤まとまったら広がった生地をカードで寄せる

カードがなかったら定規などで寄せてもOKです。

⑥袋の口を閉じ、休ませる(30分~1時間)

グルテンが落ち着くと生地が伸ばしやすくなります。

⑦ビニール袋をはさみで切って開く

⑧生地を軽くこね直す

⑨23等分に分ける

手に少し油(分量外)をつけるとくっつかなくてやりやすい!真剣です(笑)

⑩丸める

⑪手で三角形など好みの形に薄く伸ばす

ヨイショッと! ちょっと曲げてみました。ナンに見えるかな?(笑)

指先でぺタペタ大きくします。めん棒はなくてOK

焼くと膨らむから少し大きめに伸ばすのがポイントです。あ~もうこれはナンだ!(笑)

⑫200℃に熱したフライパンに生地を入れて両面を良く焼いたら出来上がり!

焼き上がりにワクワク♡

アレンジナンレシピの作り方

生地は同じです。(今回は3倍量で生地を用意しました)。

左上からチョコレートナン・チーズナン
ゴマ&スパイスナン・ガーリックナン

チョコナン・チーズナンの作り方

①生地を丸く伸ばす

②具を中心に置く

チョコとチーズを包みます。

③包み込む

生地を具の上に引っ張ります。よく伸びる扱いやすい生地ですよ。

➃お饅頭のように生地を中心に寄せる

⑤包んだら平らに押さえて焼く

ゴマナンの作り方

①生地を薄く広げたところでゴマとキャラウェイシードを表面にくっつける

②同じように焼けばOK

ガーリックナンの作り方

①三角形にし、焼く

プレーンナンと同じ形です。

②油でニンニクを炒める

ニンニクの香りが出たらOK

③表面に塗る

ゴムベラや刷毛で塗ります。ガーリックの良い香り~♡

焼き上がり! 生まれて初めて自分で作った、焼きたてアツアツのナン……美味しくないわけがない!
焼き立てはチーズもチョコもとろ~りです。熱々を召し上がれ~

▶レシピはこちら

モチモチ食感の秘密は「ヨーグルト」

早速焼きたてを食べてみたら、すっごくモチモチで美味しい~
このモチモチ食感の秘密が気になり、山崎さんに聞いてみました。

ナン独特の風味とモチモチ食感の秘密は、ヨーグルト。今回は豆乳ヨーグルトを使用していますが、手に入らなければプレーンヨーグルトでもOKだそうです。

生地を寝かせることで、グルテンが形成され、よりふっくらとした食感に仕上がります。また、フライパンで焼く際は、200℃に熱するのがポイント!

焦げ付かないように注意しながら、両面にこんがり焼き色をつけましょう。

ナンに合うレシピをご紹介

今回はせっかくなのでカレーやインドの漬け物(アチャール)もご紹介します。
ナンがあるだけで、食卓がインド料理屋さんのよう♡ ぜひ一緒に作ってみてください。

 

その1|スパイスで本格!ほうれん草と厚揚げのインドカレー

ほうれん草をペーストにし、スパイスを効かせた本格的なインドカレーです。チーズの代わりに厚揚げを加えました。カレーと厚揚げって意外な組み合わせですが、食べ応えがアップしてよく合いします。スパイシーなカレーをのせて「ナン」をパクっとしてみてください。美味し過ぎて飛びます(笑)。個人的にはチーズナンがマイルドになって食べやすくてオススメです。

▶レシピはこちら

その2|スパイスで作るヴィーガン豆カレー

ムング豆とレンズ豆の2種類の豆を使った本格インドカレー。チャパティや炊いたご飯とにはもちろん、「ナン」にピッタリ。豆カレーをたっぷりのせて召し上がれ。こちらはゴマとキャラウェイシードのナンがオススメ。スパイシーな風味のナンがカレーに良く合います。

▶レシピはこちら

その3 | 簡単!きのことパクチーのアチャール(インドのお漬物)

スパイスが効いたインドのお漬物「アチャール」です。カレーのお供にはもちろん、酸っぱ辛い味でおつまみにもオススメです。キノコはお好みのものを使いましょう。スパイスはムラにならないように器でよく混ぜてから入れましょう。箸休めにカレーの献立に組み合わせると最&高♪

▶レシピはこちら

焼きたてナンで素敵な食卓を!

いかがでしたか?

思っていたより簡単で、びっくりしました。短時間で焼けるので、平日の夜ご飯にも作れちゃいますね。こねるのが楽しかったので、お子さんと一緒に作るのもオススメです。

焼きたての熱々ナンが1番美味しいですが、たくさん焼いて余ったら、次の日の朝食やランチ、おやつにも♪ 季節のジャムを添えて食べても美味しいですよ。

さて、少し料理に自信がついたので、また何か作ってみたいと思います。私の料理探求はまだまだ続きます……。

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weeeat!編集部は、私たちの大切な「食」を中心に、人と地球にやさしい情報を発信していきます。 “地球にやさしい取り組み”を共感・実践する仲間とともに、サステナブルな社会と文化を目指します。

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