【とにかく漬ける山崎】福神漬を自宅で漬けてみた#2 ~福神漬の概念変わりました!手作り福神漬レシピ3種~

『weeeat!』編集部のレシピ開発担当、栄養士で発酵マイスターの山崎が、とにかく何かを漬けてみるシリーズ。第2弾では「福神漬」に挑戦しました! カレーのお供としてよく知られる福神漬について、その意外な歴史や、ご自宅での簡単な作り方、アレンジレシピについて解説します。
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<第1回> カレーのお供じゃなかったの?知られざる福神漬の歴史ロマン
第2回目となる今回は、実際に福神漬を漬けてみたいと思います。
商品となる福神漬には、材料に規定があります。でも、全て材料の揃えるのは大変。自宅で簡単に作れるレシピにしたいので、スーパーで売っている野菜で作れる福神漬を考えてみました。
どのレシピも、ジッパー付きの袋で簡単に漬けることができます。作ってすぐに食べることもできますが、一晩冷蔵庫で漬けると味が馴染んで食べころになりますよ。
では、『weeeat!』オリジナルの福神漬3種をご紹介します。どれもオススメなので、最後まで読んでくださいね!
シャキシャキ!季節の野菜の自家製福神漬
1つ目は、「シャキシャキ!季節の野菜の自家製福神漬」。季節の野菜や冷蔵庫に余っている素材を活かして作るレシピです。
福神漬は「七福神」に因んで「福神漬」と呼ばれるようになりましたよね。なので、7種類の野菜を使ってみます。王道の福神漬では、ダイコン、ナス、ナタマメ(鉈豆)、レンコン、キュウリ、シソの実、シイタケまたは白ゴマなどを使います。今回は、手に入れにくいナタマメやシソの実は使わず、代わりにニンジンとミョウガを使いました。
歯ごたえのある野菜なら美味しく漬かりますので、色々試してみてくださいね!
レンコンは色をきれいに出すためにサッと下茹でします。野菜の大きさと厚さを揃えることで食感のバランスを整えます。
こちらのレシピは日持ちさせるために、塩漬けした後、酢洗いします。また、漬け地の酒と酢を多めにし、味を濃い目に仕上げています。ジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫へ。一晩漬けたら食べごろです。
福神漬は刻んでマヨネーズと混ぜてタルタルソースにしたり、チャーハンの具材にしたりするのがおススメです。
冷蔵庫で保管し、2週間を目安に食べ切りましょう。
簡単!ピリッと山椒香る福神漬
2つ目は、「簡単!ピリッと山椒香る福神漬」です。ダイコンとナスを使い、ピリッと山椒を効かせました。歯ごたえのある野菜なら、何でも合いますよ!
鍋を使わず、電子レンジで温めた漬け地に、塩もみした材料を入れるだけ。手軽に作れます。ジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫へ。一晩漬けたら食べごろです。
これって福神漬?ってくらいシンプルです。カレーにも合いますし、ご飯のお供に、ビールのおつまみにも良いですよ。普段使いできる“常備菜”というイメ―ジ。冷蔵庫で保管し、1週間を目安に食べきりましょう。
因みに、編集部ではこちらの福神漬の人気が高かったです!
レンジで簡単!きゅうりの福神漬
こちらのレシピもシンプル。鍋を使わず、電子レンジで温めた漬け地に、塩もみしたキュウリを入れるだけ。ジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫へ。一晩漬けたら食べごろです。
あの有名なキュウリの漬物みたいなイメージの味です。ちょっぴり甘めの味付けで、生姜が効いていて、ご飯が進んじゃいます。
キュウリの他に、セロリで作っても美味しいですよ!
1週間を目安に食べきりましょう。
というわけで、「とにかく漬ける山崎」シリーズ第2弾では、福神漬を漬けてみました。
所謂「福神漬」とは一味違うレシピを考えてみましたが、いかがでしたか? これまでの福神漬の概念が変わるとうれしいです。
漬ければ漬けるほど、漬けたい気持ちは高まるばかり! 次は何を漬けようかな……。
これからも漬物や発酵の魅力を『weeeat!』で発信していきたいと思います。 次回もお楽しみに!
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